9月21日(月) ジギング&飲ませ釣り

楽園シリーズ 第3弾。

今日も飲ませサビキでハマチ大漁!?の予定であったが

先週半ばでイワシが居なくなったそうな…。

今月5日に行ったときは海面から底まで全部イワシ
魚探は真っ赤っ赤だったというのに。

ベイトがいないとスタートラインにも立てない釣りだけに これは困った。

おまけに時化続きで ここ4日間沖に出ていないとのこと。


私「最近 どんな感じですか?」

船頭さん(以下 船)「出てみんと 分からんな〜。」

私「イワシは?」

船「全然おらん!!」

私「何持って行ったらいいですか?」

船「とりあえず飲ませサビキと三つ叉サルカンの仕掛け,それと一応ルアーも持ってきて。」


    
船頭さんの言うルアーとはジギングのことのようだ。


船「糸は12号は入れといて,10号以下では切られるから。」

私「ジグはどんなタイプがいいですか?」

船「ルアーのことは聞かれても何も分からん!」

私「… で 何グラムくらいあったらいいですかね?」

船「大きくて重たいヤツ!」

私「… カラーはどんなもんでしょう?」

船「色のついてないヤツ!」


まぁ 基本は手釣りの船だから…

これ以上聞いても…だろうから,適当に5,6個ジグを見繕って持ち込むことに。



道に迷いながら 何とか港に着く。

6:30 出船。



今日は連休中日なのに船が全然いない なぜ?

すぐに状況はつかめた。



ポイントを2ヶ所回るも,ベイトの影も形もない。

これでは全くのお手上げだ。

船がいないわけだ。



船「エサ映らんから
ルアーにしよか。」

って いきなり 飲ませサビキ終了ですか!?





10分ほど沖へ走ったところで はい やってー。

水深は60mほど。

沈船回りを攻めるようだ。

船「ここにはハマチはおらんよ〜。」

ヒットすれば最低メジロ4〜5kgはあるそうだ。



大きくて色のついていないジグ(ナガマサ280g)をセレクト。


「ウインダム 頼んだぞ。それ!!」

30m沖へフルキャスト!! 
このジグ投げるか 普通。


着底後 目一杯ジグを跳ね上げ テンションを抜きフリーフォール。

ゴツゴツって触ってきた。

もう一発 跳ね上げようと思ったら ガツッと竿が止まった。

えっ!?

最初の一流しで それも最初の一シャクリでヒットですか。


とりあえず リーダー14号なので切れる心配はなし。

久々の青物ジギングなので,サイズがよく分からないが よく引く。

マグロタックルなので,主導権を与えず強引にゴリ巻き。

水面に魚影が見えた。

結構でかいじゃん。



デッキに上げられてから冷静に見ても これはでかい。

95cm 8kg って 飲ませ釣りでは同サイズ釣ったことあるが,
ジギングで釣ったブリとしては自己記録更新。



もう これで今日は帰ってええよ。

みんな がんばって釣ってよね〜。



って余裕でシャクっていると,またしてもドスン!!

さっきより引きが弱いから小さいだろうと思ったら…



80cmありますやん。

ブリというのはちょっとしのびないので,メジロということで。



今日の残りのメンバー3人には,飲ませサビキということで来てもらった。

だから とりあえず,ジギングロッドも持ってきて…程度のことしか言ってなかった。

鳴門などで鯛ジギングはしたことあっても,青物ジギングは超初心者。



みなさんノーマルタイプのジグなので,
へたにジャーク入れても喰わないから
超高速早巻き&ストップの間で喰わせてくださいよ,とアドバイス。





すると…敬老の日 前期高齢者の釣りおっさんのドラグがうなりを上げている。

突然のことにあせり 慌ててドラグを締めようとしている。

「ドラグ締めたらダメ〜!!竿をもっと起こして〜!!」

底でしばらく暴れ回ったが,
底を切れさえすれば あとはゆっくり ゆっくり。



これまで,メタルジグでは鳴門でツバス1匹しか釣ったことのないそうで …



無事 メタボなブリ86cm(推定6kg)確保。




それにしても 何というタックルですか。



店頭に盛り上げているようなリール。

4000番ならシーバスまででしょう。

激安プライアルジグ80gを
何と普通のスナップサルカンでとめている。(爆)

よくぞ飛ばなかったものだ。

こんなタックルでブリ釣ってたら
遠いところから何十万もするタックル積み込んで
ヤズ(ツバス)釣ってるジガーのみなさんに怒られますよ。(笑)




しかし,今日は暑い。

ロングジグをシャクリ続けると汗が噴き出す。

息切れするので 休み休み手抜きジギング。




ここまで沈黙を守ってきたMさん。

ついにヒット!!



この方も鳴門でツバス釣って以来のジギングの獲物がブリとは。

な な 何とインチクで釣っていた。



85cm(推定5kg)ちょっとスマートなブリ。







遅ればせながら,青物ジギング大嫌いなこの方にもヒット!!




得意のセンターバランスジグで難なくメジロゲット。

これで全員安打達成。



みなさんに次々とヒットしているような印象だが

実際は7時から12時まで 1時間に1回 誰かに当たるといった感じ。

昼に近づくと「はい やって〜」 の合図でも 
本格的なジギング未経験のみなさん 正直スタミナ切れ。

1人 また1人 脱落(休憩?)

私も久々のジギング それもロングジグ跳ね上げを続けて
昼前にしてもうボロボロ…

おまけにポイントは朝から昼までずっと同じ沈船まわり!!

5〜10分流して 1分で潮登り の繰り返し。

船「沈船まわりでグルグル回りよるから,いつ どこで当たるやらわからんから。」

ポイント移動すれば休めるのだが…






12時を回って潮も反転しだした。

引き潮がはやるまで粘ってもよさそうだが,船頭さんは岸よりの朝のポイントへ移動。

ベイトの反応がうっすら出ていたので,飲ませサビキ投入。

エサヨシのさんちゃんに取り寄せてもらった仕掛けだ。

人間のエサにもなる おいしいマアジがよく掛かる。


いい感じの映りの中を通すと

プルプル…とベイトが掛かったと思ったら リーチ一発!!

ガツガツと本命ハマチのアタリ。



いい感じで竿がしなる。

先ほどのブリ メジロには見劣りするものの
前回より一回り大きくなって60cmに成長していた。



1時間ほどでハマチ4匹,マアジ10匹ほどキャッチ。

船中でヤズ〜ハマチを10匹ほど釣ったところで

14:00 終了〜。


ほとんどの時間をジギングに費やしたため,数は伸びず。



ブリ 3匹   メジロ 2匹   ハマチ 8匹   ヤズ 4匹 
(曾祖父)   (祖父)     (親)       (子)   四世代同居(笑)


青物ジギングしたことない方々が自己記録大幅更新(ツバス→ブリ!!)していただき
結果オーライの一日であった。


ジギング上手な人が乗ってたら…ブリ・メジロ何本獲っていただろう?


ヤズ(ツバス)みたいに小さく見えますが 後ろのハマチ4匹は60cm。



本日の釣果 ハマチ4匹 メジロ80cm ブリ95cm